くしゃみ大好き!

くしゃみにとらわれたある男の半生を綴る

くしゃみがしたい

このブログはとりあえず時系列で書いていってみようと思う。まず小学校時代。


私はまず自分のくしゃみに興味を持った。くしゃみが出るのが面白くて、出たときは急いで鏡の前に行って自分の顔をまじまじと見た。そうすると鼻がぽっちりと赤くなっているのだ。それがまた嬉しくなってくしゃみまた出ないかなと楽しい気分になった。そうしていくうちに、自由にくしゃみを出せないだろうかと思うようになった。普通の人なら1日1~2回はくしゃみするだろうし、自分もまあだいたい(今もそうだが)1日に数回(1回も出ない日はあるが)していたと思う。ただ数回とかそんなもんではなく何十回と自由に出したかった。

いろいろ調べていくとどうもコショウを鼻に振るとくしゃみがでるということを知った。さっそく家のコショウを無断で持ち出し、鼻に振ってみることに。しかしこれが鼻が痛くなるだけでくしゃみが出ることはなかった。次に羽とかで鼻をくすぐるとくしゃみが出せるようなことがマンガであったのでこれも試すがうまくいかず。当時小学生のあらんばかりの知恵を振り絞っていろいろ試したが意図的にくしゃみをすることは全然できなかった。

くしゃみをしたい欲求はなくなることはなかった。授業中とかで「お昼までに30回、そこから夕方までに20回くしゃみ出たらなー」とわけのわからない妄想をしていたのを覚えている。鼻炎持ちの人からすればけしからん妄想かもしれないが、それだけくしゃみが好きだったのだ。


ちなみに私は若干の花粉症持ちになった今でもあまりくしゃみは出ない。これまで生きてきた中での1日最高記録は風邪をひいたときの6回である。