くしゃみ大好き!

くしゃみにとらわれたある男の半生を綴る

インターネットの登場

 私が大学生になった頃、「インターネット」という言葉がはやりだした。現在では生活するうえで切っても切れない当たり前のものになっているのだが、当時はまだ大学で勉強用に扱っているくらいで、一般にはなじみの無いものだった。当時、私はこの手のものに興味深々で、学校の課外時間を使っては大学のパソコンを使ってスミソニアン博物館などいろんなサイトにアクセスして宇宙、天体の画像を見たものだった。当時、1個の画像を表示するのに2~3分かかっており、まったく実用的ではなかったが、それでもひたすらアクセスしていた。
 少し経つと、日本語のサイトもかなり充実してくる。yahooやinfoseekなどで検索サービスも出てきて、何かしらワードを入力すればその情報が世界中から集められリンク先を表示してくれるのだ(今から見れば当たり前なのだが、当時としてはそれは感動したものだった)。さて、ここで男子諸君ならばついついやってしまうのはHなワードで検索してエロサイトを見てしまうことだろう。もちろん私もやった。だだし、検索したのは「くしゃみ」、「鼻」といった自分のフェチ関連のものだったが^^;(当時は動画とか音声とか全く検索に出てきませんでした。)
 しかし、私にとってこのインターネットの登場は、そんな単なる「エッチなコンテンツを簡単に見れる」などというありふれた欲求をを満たすだけのものではなかった。このインターネットは文字通り「世界中」から容易に情報を収集でき、「世界中」の人々とのコミュニケーションを実現できるものだったということ、そしてその行為を「匿名」でできることであった。「こんな性癖を持っているのは世界で自分唯一人ではないのか・・」そんな疑問を物心ついたときからずっと思ってきた。でもそれがゆえに誰にも言えない。「言ったら変人扱いされるのではないか。」。そう思ってきた自分にとってインターネットは匿名でかつ世界中の情報を集め、コミュニケーションできるツールだったのだ。これはなにもくしゃみフェチだけにとどまらず、その他のフェチについてもそうだったのではないのか。
 大学の研究室に入ったころ、休日誰も居ない中、私の「くしゃみ」に関するネットサーフィンと仲間探しが始まった。その仲間を最初に見つけたのは海外のサイトだったのだが、それは後のブログで。


ちなみに、当時、女性のいろんなパーツを集めたサイトがあって、「鼻の穴」の画像が50個くらい集まってたサイトがあった。当時ひたすらダウンロードしまくって保存したのだが、それもどこかにいってしまった。鼻の穴マニアにとって現在でも見れないくらいのクオリティのページだったのだが、惜しいこともしたものだ。